暗譜ノススメ<後編>

(前編のつづきです) 

【練習日】

・暗譜で歌ってみる。まだ本番ではないから皆の前で失敗しても良いという気持ちで


・ほぼ歌えるが失敗もある。そこはチェックしておいて家でまた練習


【その後】


・ほぼ自分のパートのメロディーも音価も強弱も指揮者に言われた事も体に入り、失敗もなく歌えるようになる。


・楽譜を見ない分歌うことに集中できる


・楽譜を見ていた時よりも指揮者の指示が頭に入りやすくなる


・指揮者が「ここから」と言った時に、そこからの全パートの歌が頭に流れるようになる


【本番】


・暗譜で歌うってこんなに自由で楽しいんだ!!スゲー!!ってなった



ピアノもそうですが暗譜演奏って大事なんですよね。

合唱の場合は、

「指揮者を見る」「頭の中で音楽をイメージする」「声を出す」「他のパートやピアノの音を聴く」「ホールに今響いている音を聴く」

という主にこの5つの感度を尖らせなければいけない。


それだけでももの凄いことなのに、

そこに「楽譜を持つ」「ページをめくる」「たまに楽譜を見る」

という作業が加わってしまうと、どうしても大切な5つの感度が落ちてしまうんです。


そして見ているお客さんからは

「歌をお客に届けている意識があまり無いな」

「楽譜を正しく歌えれば良いという程度の意識なのかな」

と、感じられてしまいます。


だからこそ暗譜は大事だな。と、

今回初めて思いました!(今まで楽譜持ってた奴が急に手のひら返して言っています)


暗譜のやり方って他にも人によっていろいろあるんですかね?

もしあれば情報共有するのもありかもしれないと思いました。


***********


これは団内に流れたメールの内容ですが、これを読んだN代表、感動のあまり震えていました。


(俺がいいたかったのはこれだ・・・ッ!)


ちなみに私のよくやる暗譜法は、楽譜を見ながら発語・子音・抑揚・表現を大げさに口パクで体現し、(誰かに見られたらすごく恥ずかしい状況)何度もやって体に覚えこませることです。ビートがある曲やテンポの速い曲には効果的です。

あれ、次なんだっけ・・・と頭が真っ白になっても身体が覚えてて、顔の筋肉が歌ってくれます。

ただし今回は仕事の後の疲れの眠気に勝てずに寝てしまって、なかなか練習時間が充分でなく、直前まで悩んだあげく結局楽譜もちました・・・。


でもそれってやはり個人レベルの暗譜法。

練習の録音や動画ももちろん確認はしますが、それに合わせて繰り返すという発想はなかったので、目から鱗でした。

暗譜を、楽譜を覚えさえすればいいという気持ちで臨むとピッチやら他のパートとの関係性や指揮者のタイミングまでは入ってこないし、自分の中だけで完結すると他の人はどうやってるのか?こういうやり方もあるんだというのがわからないので情報の共有も大切かもと今回思いました。


なーんだすぐ暗譜できる技があるのかと思った、そこのあなた。結局ローマは一夜にしてならずです。

お仕事や家庭の時間の合間の自分の時間を使ってのことなので、無理せず音楽を楽しんで続けていくためには全部暗譜していくというのは難しいことですが、こういう体験談を読むと、暗譜ってそんなにいいのかな、よし、暗譜してみるか!という気持ちになりますよね。

ピアノの先生のSさん、いいメールありがとうございました!


(記:YS)

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